友人から薦められた本、「神谷美恵子日記」(角川文庫)。
精神科医として活躍した神谷美恵子さん(1914-1979)の
若かりし頃の日記が綴られている。
とても清々しい文体。
1943年8月21日(土)の記述から。
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哲学を読む事は一生止めまい。
哲学は思考硬化を防いでくれる。
たえず新鮮に「自分の頭で」ものを考えさせてくれる。
思索のために哲学、感性のためには詩が
絶えず血液の循環を新たにしてくれるのだと思う。
固定化してしまうこと―
これが如何なる方面についても私のもっとも恐れるところである。